どうも!TO-REN編集部です。 先日、LINEでこんな内容の恋愛相談を頂きました。

そこでこの記事では、恋愛に依存する人の特徴や原因、克服する方法について解説していきます。
恋愛に依存している人の特徴とは?
「恋愛依存症」という言葉を知っていますか?
アルコール依存やギャンブル依存に比べたら、なんとなく軽いイメージがありますよね。
しかし恋愛依存は本当はとても怖いものであり、日常生活がままならなくなってしまいます。
恋愛に依存している人の特徴をチェックしましょう。
1.なによりも恋愛を優先させてしまう
恋愛に依存している人は、何よりも恋愛を優先させてしまいます。
大事な仕事があっても、家族に不幸があっても、パートナーからの誘いがあれば行ってしまいます。
友人との約束をドタキャンしたり、仕事が手につかなくなったりすることもあるでしょう。
自分の時間とお金を全てパートナーに捧げるため、自分の人生を生きられなくなってくるのです。
相手の気持ちを繋ぎ止めるために、借金をしてしまう人もいます。
2.恋愛に楽しさよりも苦しさを感じる
一般的に恋愛は、楽しくてわくわくするものです。
相手のことを考えたら幸せな気分になり、毎日がハッピーに感じられるでしょう。
しかし恋愛に依存している人は、恋愛に楽しさよりも苦しみを感じます。
- 浮気しているのではないか
- 相手の言葉は嘘なのではないか
- いつか自分を見捨てるのではないか
など、いつも恐怖心を感じています。
パートナーを失うことが怖くて仕方なく、恋愛を楽しむどころではなくなってしまうのです。一緒に過ごしている時にも相手を疑い、一人になるとどうしようもない恐怖が襲ってきます。
3.一人の時間が楽しめない
パートナーがいない一人の時間を楽しめないと感じてしまうのは、恋愛依存の特徴です。
相手と常に一緒にいないと不安で仕方なく、自分には何か足りないと感じてしまいます。
パートナーは自分の不完全な部分を埋めてくれる、完全な存在。
もはや自分の一部になっているのです。
こういうと一見聞こえはいいかもしれませんが、逆をいえば自立心が欠如しているということ。
真実の愛で結ばれているカップルは、お互いを独立した一人の人間だと認識した上で一緒に過ごします。
相手で足りないものを埋めるのではなく、満たされている自分にスパイスを加える感覚を持っています。
恋愛依存症の人は、パートナーがいない時間は自分の一部が欠落してしまった状態に感じてしまうのです。
恋愛に依存してしまう原因とは?
甘くロマンティックな恋愛とは程遠い恋愛依存。
しかし、どうして恋愛に依存してしまうのでしょうか。
恋愛依存の原因に迫りましょう。
1.幼少期の愛情不足
幼少期に愛情が不足していた場合、大人になってからその寂しさを埋めようとしてしまいます。
- 両親が忙しくあまり構ってもらえなかった
- 否定ばかりされて育った
- いじめられていた
このような辛い過去は、恋愛依存の原因になります。
過去に受けた辛い傷を癒してくれる恋人の存在は、麻薬のようなもの。
「彼・彼女がなければ自分はダメだ」という焦燥感を生み出してしまうのです。
2.過去の恋愛からくるトラウマ
過去の恋愛にトラウマを抱えている人も、恋愛依存に陥りやすいです。
- 二股をかけられていた
- 浮気された
- 一方的に振られた
- 利用されていた
恋愛で辛い思いをしたことで「この恋は失敗させたくない」と思いすぎてしまうのです。
相手が自分を見捨てないように、自分を作りすぎてしまうこともあるでしょう。
相手への束縛を生む原因にもなります。
3.自分に自信がない
恋愛依存の全ての根源は、自分に自信がないことです。
「こんな自分のことを好きでいてくれないかも」「ダメな自分を好いてくれるのは彼・彼女しかいない」という気持ちが、恋愛依存を加速させます。
自分に自信があれば一人に対して執着心を持つことはありません。
自信がないからこそ、恋人にしがみついてしまうのです。
恋愛依存を克服する方法とは?
恋愛依存の自覚があるなら、克服に向けて動き出しましょう。
恋愛依存をどうやって乗り越えていけばいいのか解説します。
1.恋愛以外に楽しみを見つける
恋愛に依存しすぎている自覚があるなら、恋愛以外のことに意識を向ける努力をしましょう。
強制的に恋愛から思考を逸らすのです。
新しい趣味や習い事を始めたり、資格の勉強をしてみたりしましょう。
新しい人脈を作るのもおすすめです。
キャリアアップ・スキルアップと同時に人生経験が深くなっていきます。
その過程で自信がつき、恋愛依存を抜け出せます。
2.恋愛中の自分を客観的に考えてみる
今のあなたの状況を、客観的に考えてみましょう。
恋愛依存していると、脳内が相手のことでいっぱいになり、自分のことが見えてこなくなるもの。
今の状況が苦しいと感じるなら、改善に向けて努力していきましょう。
自分の気持ちで考えるというより、第三者の目線で自分を見てください。
「今の自分を見て、友人だったら何とアドバイスをくれるだろうか」という視点を持つことが大切です。
3.自分を好きになる努力をする
自己否定が苦しい恋愛の原因です。
恋人に愛を注ぐよりも、まずは自分を愛することから始めましょう。
自分が満たされていないのに、相手を本当の意味で満たしてあげることは出来ないのです。
自分のいいところも悪いところも、全てそのまま受け入れてあげる練習をしていきましょう。
恋愛依存とは苦しいもの…依存せず楽しめる恋愛をしよう
恋愛依存は相手のことを心から思っているようで、実は自分の満たされない心を埋めようとしているだけなのです。
ハッピーな恋ではなく、辛く苦しい恋愛になってしまいます。
依存せず楽しめるようになるために、自分を愛することから始めましょう。